住み継ぐ古民家の良いところ

古民家再生。数年前からよく耳にするキーワード。その名の通り古民家をリフォームするのはなんとなく分かるのですが、そんなに深く調べたことはないと思います。
「古い家だから心配...」などのネガティブなイメージが先行しそうですが、実は古民家再生には色々なメリットがあるのです。
今日は意外と知らない「古民家の良いところ」を書いていきたいと思います。

実は安心できる「強度問題」

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古民家に住むとなると「古い」とか「倒壊の危険」とかネガティブなイメージを持たれる方が多そうですが、実は真逆なのです。もちろん、本当に朽ち果てそうな空家のことを指しているのではなく、今でも住める程度の古民家のお話です。

しっかりと造られた古民家は、良い部材を使っていることが多く、例えば樹齢100年のヒノキを梁などに使っていたとすると、その強度が落ちてくるのは800年後とかそれくらいのレベルで部材強度があります。部材強度だけで言うと現代の新築より強度があるのです。

そんなしっかりとした部材と、リフォームによって現代の技術を掛け合わせることで、より強い構造体となっていくワケです。

 

すぐに雰囲気が出せる驚異のポテンシャル

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インスタグラムがブームの昨今、若い世代に古民家は「レトロで可愛い」「おしゃれ」などいわゆる「映える」要素が満載なポジティブなイメージを持たれています。少し手を加えるだけで、雰囲気が出しやすいのも古民家のいいところ。

写真や絵画との相性も良かったり、僕が思うに「どんな家具」を置いても「あえてチョイスしたのかな」と思わせるぐらい、古民家の持つ「お洒落に見えてしまう」ポテンシャルは高いように感じます。

また昔の家は天井が低かったり柱を見せたりと、最近の家とは雰囲気が全然違います。それが逆に新しく感じるのではないでしょうか。

 

固定資産税が抑えられる

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古民家は、築年数が古いので建物の価値が低くなっていると評価されます。固定資産税は、固定資産税評価額の1.4%で、固定資産税評価額には築年数に応じた減額がされます。最大で0.2%まで減額されるので、築25年以上の古民家は0.2%と思って問題ないかと思います。

雰囲気が良くて、リフォームで自分好みの住まいを手に入れた上に、税金が安いなんて最高ですよね。

 

もちろんデメリットもある…

昔の家の造りなので当然デメリットもあります。

 

①耐震性

1981年以前の古民家は、旧耐震基準で建てられた物件がほとんどなので、現在の新耐震基準を満たしていません。先に述べたように部材強度は強くても、構造そのものに問題があるので、大規模な地震の際は倒壊してしまう可能性が高く、耐震リフォームは必須です。

②断熱性

古民家が建てられた時代は、今ほど断熱に対する技術もなかったでしょうし、中には冷暖房の設備もままならない時代に建てられたモノもあります。その場合、夏を過ごしやすく家全体に風を巡らせるように考えられて造られています。そうすると冬の寒さに耐える方法を考えないといけません。

断熱リフォームも1つの手法ですが、個人的には昔の方の知恵から学んで色々な「暖」の取り方で古民家に暮らすのも良いかと思います。

③シロアリ被害

シロアリ対策も現代の家よりなされてなかったと思います。木造で築年数が経つとシロアリが発生している可能性が高いので、購入前にはキチンと確認するのがポイント。

akiya

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