まずはデザイン性を決める
家具やインテリア雑貨と同じように、部屋の雰囲気を左右してしまうラグ。何も考えずに「好きな色や柄」で選ぶと、部屋に置いた時に「なんか違う…」となってしまいがち。自分の「好き」はもちろん大切なのですが、ここは少し落ち着いて…。
まず、ラグを置く部屋全体を見てください。ベースとなる壁と床の色があって、そこに配置された家具の色や素材感、インテリアグリーン など色々なモノがレイアウトされていますよね。ラグは夏と冬で分けたり、汚れたら買い替えるモノなので、その部屋に調和するような色味や柄を選ぶと良いかと思います。
SNSやインテリア雑誌を参考にするのもいいですが、それよりもっと「お洒落にしたい!」と思う方は、ファッションでいう「差し色」みたいな感覚で選ぶと「少し独創的」な空間ができるかもしれませんね。
失敗できないサイズ感
ラグを置く場所によってサイズ感も変わると思いますが、今日のコラムでは、おそらく1番多くの方が悩まれるであろうリビングに置くラグのサイズ感について述べていこうと思います。
ソファとテーブルを置く場合と置かない場合でも変わると思いますが、ソファとテーブルを置く場合は、一般的にはテーブルより一回り大きいサイズ感を選ばれる方が多いです。ソファを置かずに床に座る場合はテーブルより60cm〜80cm大きいモノを選ぶのが理想とされています。
が、個人的な意見は、お子様がいるお家なんかはラグが大きかった方がお子様の「万が一の事故」も回避できる場合もありますし、男性の方は食後に寝そべったりすることも多いかと思いますので、少しゆったりできる大きめのモノを選ぶのが良いような気がします。
素材と毛足の選び方
ひとえにラグと言っても素材や毛足は色々です。ラグの手触りなどは、素材と毛足の組み合わせで決まります。ほとんどのモノがオールシーズン使用できますが、イグサとかなら夏ですし、マイクロファイバーなら冬。というように季節が決まっているモノもあります。それに、夏は涼しいモノで、冬は暖かいモノで過ごしたいですよね。
素材を決める時には、「涼しさ」や「暖かさ」はもちろん。その他に、肌触りを求めているのか、床の傷防止を求めているのか、自宅で洗濯をしたいのかなどのラグの機能も考慮して選ぶ必要があります。なので、場所に合わせて素材と毛足を考えて選び、ラグの機能(ウォッシャブルや防ダニ、床暖房対応など)を購入前に確認しましょう。