〓まずはキッチン周りから調査
まずはキッチン周りのコンセントについて考えてみよう。うーん、炊飯器にレンジ、オーブン、冷蔵庫…あと、ミキサーなどの普段はあまり使わないものにも必要か。「じゃあ、5つぐらいで!」必要最低限ならこれぐらいでも十分かもしれません。でも、ここでちょっと想像してみて。
今はあらゆる家電メーカーからドンドン便利グッズが出てきています。コーヒーメーカーからホームベーカリー、低温調理器に無水調理器。あげればキリがないけど、将来的に欲しくなる家電も0ではないですよね?
カウンター側には1つあればいいかと思うけど、カップボード側には少し余裕を持たせておくのが良いかと。
あと、忘れてはいけないのがホットプレートやコンセント式のIHヒーター。そう、いわゆるパーティー感がでる家電の代表格。これはキッチンというよりはダイニングだけど、テーブル横にコンセントを設けるとかなり便利。ダイニングがキッチンと隣接している場合は、キッチンの壁につけておくと、ストレスなくパーティーを楽しめる事間違いなし!
〓リビングは電気ケーブルのジャングル
次はいよいよリビング。家で1番過ごす時間が多い場所。ここはテレビだけかと思いきや電気ケーブルのジャングルになる事が多い。
まず1つ目は、Wifiルーター&モデム。色々おウチを見てきましたが、リビング周辺にモジュラージャックを設けている人が多数です。最近では壁の中に隠したりする造りも増えてきましたが、モデムにwifiルーターの電気ケーブルに加え、モジュラーケーブル。ジャングル要素満載です。
そして2つ目が、テレビの周辺機器。DVD・BDデッキにハードディスク、動画配信サービスを見る為の外部機器、さらにはゲーム機器、ステレオに拘る人はサラウンドスピーカー。これだけ接続する場合は、コンセントを多めに、そしてケーブルは結束バンドなどでスッキリとされた方がお掃除もラクになります。が!個人的には、HD内臓の音質も画質も最高のスマートテレビに買い換えることをおススメします。
次に3つ目が、サブ家電類(勝手に命名しました)子供のオモチャだったり、美容機器、空気清浄機、スマホやタブレットも操作しながら充電したいという人も少なくないでしょう。これらのサブ家電類は、間取りや家具の配置によってコンセント位置を決めると思うのですが、ココはかなり想像力を膨らませてイメージすることが大切になってきそう。
〓あると便利なコンセント位置を調査
①1階・2階の廊下
これはもちろん掃除用。最近の掃除機は充電式も多いけど、やっぱり根強い人気のコード式。掃除機の電気ケーブルの長さと、廊下や階段の位置と広さを考えて付けておこう!
②洗面所の収納内部
これは髭剃り・電動歯ブラシ用で、あると便利というよりは必須箇所のように思う。
③洗面所の壁または床
これはおそらく「あって良かった」となる事間違いなし!お風呂上がりの冷房器具や暖房器具用。今の家は性能が良いので、夏は涼しく冬は暖かいのですが、やっぱり近年の温暖化による気温上昇や、冬場の寒波はやっぱり寒い。なので、冷暖房の器具が付けれるのはやっぱり便利。
④ワークスペース周りは少し多めに
新型コロナウイルスの影響により、リモートワークになった方もみえるでしょう。これから「働き方」がどう変わっていくのか知る由もありませんが、どんな状況にも対応できるようにコンセントを少し多めにとっておくと、新しい機械などを導入する時に便利かも。
⑤寝室の寝る前のスマホ時間に
寝る前にスマホを触る人も少なくないと思います。充電しながら操作できる位置にあると便利。
⑥外周りはよく考えて
外で電気を使うとすれば、高圧洗浄機や車を掃除する時などでしょうか。ただ今後おそらく電気自動車が主流になっていきますよね。車を買い替える事を見越してコンセント位置を考えてみる事も必要かと。
【余談】
どうでしたでしょうか?今家づくりをされている方には結構参考になったかな、と自負しています。笑
新しい家で暮らすイメージって湧きにくいと思います。そんな時は目を閉じて新しい家の中を歩いてみてください。コンセント位置に限らずもっと暮らしが良くなる「何か」が見えてくると思います。