壁の素材あれこれ②

昨日に引き続き「壁の素材あれこれ」シリーズ。
室内空間で1番面積が多い壁。つまり壁は空間のイメージを左右するとモノだと思います。
同じ白い壁でも素材によっても大きく雰囲気が変わります。いわゆるテクスチャ。つまり素材感も考えて壁を選んでいくことが自分の理想の家に近づきます。
今日は壁の素材あれこれをご紹介。

安定した人気のモルタル

外部だけでなく、室内にも取り入れられるようになったモルタル。最近のモダンな雰囲気に合うことから色々なシーンで重宝されている素材のひとつです。

無骨でありながら繊細という対局の雰囲気を併せ持つのは、壁の素材の中ではモルタルぐらいではないでしょうか。

白色の壁や木質系の素材とのコントラストもとても合い、空間を引き締めてくれます。部屋全体にモルタル塗りを施してしまうと少し重たい雰囲気になってしまう恐れがあるので、部分的に使うことをオススメします。

 

個性的な雰囲気の木毛板セメント板

これも最近チラホラ見かけるようになった素材のひとつ。一見すると壁の化粧材として使うのは強烈な個性を感じますが、長く居るとまったく気にならなくて、安価でお洒落な雰囲気をつくり出してくれます。

性能的にも、強くて軽く、燃えにくく、しかも腐りにくいボードでシロアリや鼠等にも犯されにくい材料なので一石二鳥な壁材ですね。

 

ポイントで使う板張り

 

木材はどちらかというと床材のイメージが強いかもしれませんが壁材として使うととても良い表情を見せてくれます。
木の空間が好きで予算のある人なら部屋全体に使用しても良いですし、何か部屋にアクセントが欲しいという人は、一部にウッドタイルを使用するだけでも空間のイメージがガラリと変わります。

木目や風合いによる木のリラックス効果もあるので、部屋全体が柔らかくなるのも嬉しいところ。

安価に済ませたい方には、安い木材を使って上に塗装を施すだけで、質感を保ちながら通常の壁とは違う空間を演出してくれます。

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